東宝セレソンデラックス「わらいのまち」大阪公演感想
先週見に行った「わらいのまち」の感想をようやく書きます…ネタバレ、若干うろ覚えになっている部分もありますのでご容赦を…
以前WOWOWでやっていた前回公演の「くちづけ」を見て一気にセレソンのファンになり、今回が初観劇となりました
東京セレソンデラックスといえば「ひたすら笑い続け、最後に泣かせる芝居」が有名な劇団なんですが、今回はその“泣き”の部分を封印して、ひたすら笑いにこだわった舞台という触れ込みでしたが…終わってみればホント笑い疲れるくらい楽しい舞台でした…上演時間2時間となってましたが、どんどんアドリブが入るので2時間半の舞台となりました
笑いの部分も今風のお笑いではなく、例えるなら「ドリフの大爆笑」や「吉本新喜劇」みたいなベタでちょっと懐かしい感じの笑いで、それがひっきりなしに笑いを誘いつつも、それでいてちゃんとストーリの筋が通っていて最後にちょっと感動する場面も用意されてました…一緒に見た友人らも「あれだけ小ネタや伏線を散りばめながら、最後にきっちりまとまったのは凄かった」と感心しきりでした
今回は「勘違い」が重要なテーマで、登場人物全員が少しずつ何かしらの「勘違い」をしていて、はじめは小さな「勘違い」が人から人へ伝わるごとにどんどんと大きくなって、ラストの大騒動へと繋がっていく様はとにかく楽しかったです…ちょと考えればおかしいと思える状況が見事なまでに繋がっていく様は流石でした
あとアドリブの部分が可笑しくて可笑しくて…主演の宅間孝行の無茶振りとかつぶやきとかも面白かったですが、中でも田畑智子と岡田義徳の演じる役はお互い好き会っている間柄なんですが、舞台途中で相手のどこが好きかを問い詰める場面があり、しかも公演が始まる直前に二人の熱愛報道があって、田畑智子の反応が生々しすぎてｗｗｗむしろこっちが恥ずかしくなってきましたわｗ
また次の公演の時は必ず見に行こうと思える舞台で大満足でした…ただセレソンの公演間隔って長いので次はいつになるか分かりませんがね…(；´Д｀)y━・~
